第109号 4月号(2025年)
蓮華蔵



「一期一会」(いちごいちえ)は、茶道に由来する四字熟語で、「その機会は一生(一期)に1度の出会い(一会)なので、互いに誠意を尽くす心構え」を表します。
その言葉を反対にした言葉に出会いました。
「一会一期」(いちえいちご)は、「1度の出会い(一会)で一生(一期)が決まる」と読むそうです。
これは親鸞聖人が、法然上人と出会った事で生き方が変わった事を表しています。
満足を得られない日常に悶々としていた親鸞聖人は、法然上人と出会う事が出来ました。
その出会いは、外ばかりを見て文句を言い、愚痴の限りを尽くしていた私に、内なる自分に目を向ける生き方を与えました。
そして本当に欲する道は何か、本当にすべき事は何かを問い、「今」を生きる道に立たせました。
それは大切な日常、大切な時、大切な朋と出会っても、すれ違わない生き方です。
一度きりの出会いに誠意を尽くす(一期一会)ために、一会一期の生き方を大切にしたいと思いました。






