サンガの建設136
ハラスメントその2(両側から取り組む)
ハラスメントの現場は、会社だけではありません。
介護業界でもハラスメントによって大変になっているようです。
会社のように上司と部下だけでなく、利用者からのハラスメント(カスタマーハラスメント=カスハラ)が横行しているようです。
介護職の方の身体的な悪口や、精神的に追い詰めたり、性的な行為で困らせたりするケースが多くあるそうです。
また家庭でのハラスメントもあります。主にモラルハラスメント(モラハラ)と言われ、道徳や倫理による嫌がらせです。
配偶者や恋人など、親密な関係の中で行われます。
大きな声で怒鳴り、人格を否定したり、実家や友人との付き合いや外出を制限したり、生活費を渡さない、知人の前でバカにして貶める行為などが報告されています。
しかし悪い事ばかりではありません。カスハラを通して出会えたケースもあります。
文句ばかり言う利用者に困っていた介護職の御門徒さんが、実は寂しくて構って欲しいという利用者の心の内が分かってから向き合えるようになったと言われていました。
人の心の内に出会えるのは大変良いことですが、「ハラスメント問題」として対処する限り、一向に解決しない問題になるのでしょう。
一方だけが意識を高めるのでなく、両側から取り組もうと意識しないと、また形を変えて問題が複雑化してしまうのでしょう。
出会いたいのか、上手く対処したいだけなのか。
一体どの様な関係になろうとしているのだろうか。