サンガの建設133
LGBTQとお釈迦様
お釈迦様が誕生されたとき、すぐに7歩歩いて右手は上、左手は下を指して、「天上天下唯我独尊」と言われました。
その言葉の中に「唯我」とあります。簡単に訳すと、「何の肩書きもない私」です。
普通は「我」の上に何かつきます。
男の我、女の我、社長の我、平社員の我、、親の我、子の我など、私たちはいつも何かの肩書きを担っています。それが力になる事もありますが、プレッシャーとなって押しつぶされてしまう事もあります。
今、世界では同性婚認可の是非という課題があります。また今まで公に語られてこれなかったLGBTQという性的少数者(セクシャルマイノリティー)の問題についても、積極的に取り組まれるようになりました。
お釈迦様は2500年前に、「私たちは、誰と代わる事も出来ないし、誰とも比べる必要のない尊い一人一人なのだから、肩書きにこだわって「○○の私」と言わなくてもいい。
「唯のわたし」(唯我)を生きれば良いのです」と宣言され、その様に生きられました。お釈迦様は、私たちの性の課題を先取りし、取り組まれていた事がよく分かります。
殊更自分の肩書きを主張せず、みんながそのままで出遇える社会を実現しようとするならば、お釈迦
様の教えを聞くしかないのではないでしょうか。
「唯我」。
何ものにも動じない大木の様な言葉に思えてきました。
