サンガの建設121
「新年のご挨拶」
父は、亡くなる二年前の年賀状で、「この度をもちまして新年のご挨拶を最後とさせて頂きます。今までありがとうございました」と書いて送りました。
高齢や体調不良が理由なので致し方ありませんが、年末の過ごし方も、懐かしい人を思い出す機会も少なくなることを思うと残念だなと思っていました。
しかしここ数年、私に届く年賀状にも同じような内容の物が届き始めました。
年齢の如何を問わず少しずつ増えています。
インターネット等SNSでいつでも繋がりやすくなったから、関わりをシンプルにする事が流行っている事、また書く煩わしさから解放される為など理由は様々です。
反対に全文手書きで書いて下さる方もおられます。
年賀状だけが繋がる手段だとは思いませんが、時代の変わり目を感じます。
私が書いた今年の年賀状は、長女に書いてもらった、今月の蓮華蔵表紙の文字「願」を私なりに書きました。
時代によって思いを伝える形は変わっていきますが、変わらない思いを確認し合える何かを持ち続けたいなと改めて思いました。
世界中で争いが止まりません。 犠牲は常に弱者です。 「殺すな・殺させるな」と叫び続けているお釈迦様の言葉は、私たちの本願です。 叫び続けなければなりません。