あとがき(2021年11月)
●先日、耳の悪い女性と筆談で愚痴ゃ愚痴ゃ言い合った
●内容は家族との仲違い。関係が上手くいかない歯がゆさから、ついつい愚痴の声も大きくなる。しばらくして、意見を求められたので感想を紙に書く。考えながら書くので「間」がある。書いた文を見せる。読むのに「間」がある。読んだ感想を考えるのに「間」がいる。そしてまた愚痴る。そんなことを繰り返していると、だんだんと愚痴の声が小さくなってきた。そして「私の考え過ぎもあるんかなぁ」と自分に心が向いてきた
●「間」を繰り返す事で心が落ち着き、自分と向き合う準備が整う。筆談の素晴らしさを思った
● 以前、聾者の女性ホステスが筆談で接待をし人気があると報じられていた。不思議に思っていたが、何だか分かる気がした
●メールやラインは「間」を嫌う。既読の有無や返信の遅さで喧嘩になる事も。その点、何日もの間を要する手紙は、着いたか読んだか返事を書いているかと、「間」にじらされる。故に救われる事がある。たまにはゆったり手書きで手紙がいいかも。