あとがき(2023年6月)
●縁あって長女が語学留学でカナダに行った。ロスを感じつつ、ラインでいつでも言葉を送れるし、顔を見ながら話すことも出来る。何とも世界は狭くなった。文明の利器の成せる技なのだろう
●毎朝、蓮如上人の御文(おふみ=手紙)を読んでいる。教えを聞きたい人、分からないところを尋ねたい人、悩みを聞いて欲しい人など、遠近各地のご門徒の声に応える為に、たくさんの手紙を書かれた。しかしよくよく考えてみると、御文が届くまでの数十日の間、書いた方も受け取る方もどのような気持ちだったのだろうか。ちゃんと着いたのだろうか、内容は理解出来ただろうか、思いは伝わっているだろうかと、何とも落ち着かないだろう。故に相手を思う気持ちや、味わい方は相当なものだったろう
●「元気にしてる?」と2日おきにラインで尋ねると、「まだ2日しか経ってないで」と娘にたしなめられる。どれだけ連絡手段が便利になっても、気になるものは気になる
●パパッと書いてスッと届くのも良いが、相手の事を思いながらゆっくりじっくり御文を書くのも良いかも。手紙書いてみよかな。