第115号 10月号(2025年)
蓮華蔵



朝ドラ「あんぱん」よりやなせたかし氏の伯父の言葉
「人は何の為に生まれて、何をして生きるのか」。その事に悩むやなせ氏に対して伯父は、「人生は喜ばせごっこや」と答えました。
職業や学業は何を選んでも良い。ただ、それは誰かを喜ばせるものであることが大事なのだといわれました。
人がこの世に生まれて来た時は、その存在だけで、周りの者を笑顔にし、生きる希望と喜びを与えてきました。
しかし年を重ねる毎に、顔は険しくなり、お金に、地位に、名誉に一喜一憂し、存在だけで他者を喜ばせていた要素は微塵もなくなり、仲違いを生み出しま
す。
しかし年を重ね、お金も地位も名誉も力にならなくなってくると、人生を労いつつ、誉めてもらう事が生きる喜びになってくるのだと教えて頂きます。
伯父は、赤ちゃんのまま純粋でおれない人間の悲しさと愚かさを知っていたからこそ、喜ばせごっここそ尊いのだと教えたのでしょう。
見事に実現されました。






