第117号 12月号(2025年)
蓮華蔵



【若松英輔氏の言葉】
右記の文は、「悲しむことは温めることであり、慈しみであり、愛おしみである」と続きます。
仏教の救いを表す言葉に「大悲」があります。「大」は大きく包むという意味があります。
「悲」は「引き裂かれた心」です。
思い通りにならない現実の中で、心が引き裂かれている状態です。
その時に大きく包まれる事ほど有り難い事はありません。
しかし包み方も考えなければなりません。
右記の文では、「共に悲しむ者がある時」に包まれる、ぬくもりを覚えるとあります。
引き裂かれる事の辛さを知っているからこそ、慈しみと愛おしさでもって共に包まれる場が実現するのでしょう。
上から目線では絶対に包めません。
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