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第118号 1月号(2026年)

蓮華蔵

大切な方が亡くなるという事は、当たり前の日常がガラリと変わります。
亡くなり方や関係性によりますが、どれだけ月日が経っても、寂しさや悔しさ、空しさや辛さは消えません。
忙しさで誤魔化せたとしても、何かのきっかけで思いが溢れてきます。
元気でやっているだろうか、寂しくないだろうか。
喉は渇いていないだろうか、退屈はしていないだろうかと。
案じても案じても思いが尽きる事はありません。

しかしその一方で、寂しさや悔しさ、空しさや辛さを通さなければ気付けなかった私もいます。
その方の存在の大きさや共に生き合ってきた事の尊さ、もっと向き合っておけば良かったという後悔や、優しく出来なかった事への申し訳なさ。
またどれだけ死に抗おうとも、いのちある者は必ず死ぬという厳粛なる事実が教えられました。
亡き人を案じる心は弱くて脆いですが、亡き人からたくさんの事を教えられていたと思えた時、人は純真になり、未熟さを自覚し、しっかり生きなければと立ち上がる縁となります。
亡き人が、諸仏として私たちを案じ、道を届けています。

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