1. HOME
  2. 書き物
  3. 身と土【サンガの建設】
  4. サンガの建設139

サンガの建設139

私は正しい 争いの根はここにある

街中にミサイルが撃ち込まれ、建物が倒壊し、一般市民が犠牲になっている映像が毎日のように報道されています。
攻撃する理由は国によって様々ですが、その根っこには、「私は正しい。相手が間違っている」という同じ心があります。
世界は多様な国の集まりで出来ているので、それぞれの正しさを主張することは当然なことでしょう。
しかし折り合いをつけながら出遇っていく為に議論するなら分かりますが、強さを示し、圧倒的な支配力で相手を屈服させる方法では、どれだけ正しさを主張しても、出遇う事は無理でしょう。

先日タイで、戦没者の為の追悼法要が行われました。
そこに参列された方が、裸足で歩くタイの僧侶に、裸足の理由を尋ねると、常に痛みを感じて生きる為だと教えてもらいました。
身体だけでなく心の痛みにも敏感であれば、共に寄り添い、共に助け合い、共に生き合う事が出来るからだそうです。
「正しさ」よりも「痛み」に敏感である事を大切にしているタイの僧侶に思わず手が合わさったそうです。

ミサイルを撃ち込む側に、傷ついた人の痛み、家族を失った人の痛み、国を追われ故郷を失ったことの痛みに少しでも心を寄せて、争いの根が正される事と願うばかりです。

◆第1日曜日(夜7時)自由に思いを語り合う場を開いています。
参加は自由なので、気軽にご参加下さい。(参加費はありません)

関連記事