あとがき(2023年4月)
●長女が受験勉強をやり遂げ無事高校生に。毎日夜遅くまで塾に通い、眠たい目をこすりながらゴールを目指す娘を応援したいと思いつつ、何を言えばいいのか分からず、つい「頑張ってや」。しかし返ってくる言葉は「ウザい」。心が凍る
●頑張ってる人に頑張れというこの無神経さで、今まで何人の人にウザがられてきたのかと思うと背筋が凍る
●35㌔でフラフラの父に向かって頑張れと声を掛け続けた。頭を手術したことで記憶力が低下した母に向かって、忘れない様に頑張れと声を掛け続けた。これ以上何を頑張るのかと言いたかっただろうが、そんな心の声は私には届かない。自分から見える世界しか見ようとしていなかったからだ
●先月、母の七回忌を勤めた。先人達は大切な方が亡くなった日を「命(私)を考える日」(命日)と名付けて大切に過ごされた。「命日だけは、心静かに手を合わせ、教えに自分自身を照らしてもらい、隣の人と丁寧に生き合え」という声に会う日
●そう言えば、誕生日も成人の日も、結婚記念日も敬老の日も、あの日もこの日も、みんな命(私)を考える日(命日)
●毎日が命日になれば、ウザがられる事も、ケンカも無くなるかも。ナムナム。