サンガの建設142
私は正しい 争いの根はここにある
タイトルの言葉をどのように受けとめたらいいのかいつも迷います。
確かにそうだと思うけれども、中々争いはなくなりません。子ども達の詩を集めた「青い窓」にヒントを頂きました。
「しっぱい」小学校三年生
僕は今お母さんとけんかをしている。
ぼくがわるいのに、
おこられるのがくやしくて口答えする。
なきたくてもがまんする。
私は正しい争いの根はここにある
がまんをするとのどがいたい。
たまにお母さんにかちたくなる。
だけどれいせいに考えたらかてるわけない。
なぜかというとぼくがわるいのだから。
なぜ、かとうと思う。わからない。
けんかをしているさいちゅうは考えない。
でもけっきょくなかなおり。
けんかをしてもぼくはお母さんが大すきだ。
ケンカをしてしまう理由は「くやしいから・勝ちたいから」。
冷静に考えたら自分が悪いと分かっているけれど、ケンカをしている最中はそんな事を考える余裕がないと、冷静に自分を見つめている事に驚きます。
また、けんかした事を「しっぱい」という題にして、自分自身の問題と捉えている心に頭が下がります。
優越感と劣等感を心の根に持っているのが人間なので、ケンカ(争い)を無くす事は出来ないが、自分の正しさを貫く先に仲直りはないことを知っていて、必死に真剣に純粋に生きようとする子どもの心に教えられます。