あとがき(2023年7月)
●ワーケーションという言葉をご存じだろうか。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を重ねた言葉で、仕事をする拠点を定めない働き方をいう。パソコンさえあれば仕事が出来る方限定だが。例えば通信状況さえ整えば、働く拠点が海外でも良い。何もかもデジタル化されてきたが故の新しい働き方である。バケーションと聞けばリラッス感が取り上げられるが、モチベーションが上がり仕事に対する意識も上がるのだそうだ
●昨今、墓仕舞いや家仕舞いが進む。多様な選択肢の恩恵もあり、生まれた地域で一生を終える必要はない。故にどこに住むかは自由自在だ。しかし人間は必ずいのちを終えていかねばならない。だから大切な方に手を合わす拠点を定めにくい時代が到来したとも言える。数年前から、どうしたら良いかという相談が増えた。一方で人間は死んだらしまいだから、海に散骨して欲しいと遺言する方も増えたそうだ。だがいざとなると残された家族にとっては中々難しい選択になる
●拠点を定めない事の良さと、不確かさに迷う昨今だが、今こそ心の拠点(依り処)を確かめておく方が良い。ナム。